玖木のつつじとは?
四万十川の支流「黒尊川」沿いで、4月上旬に自生するつつじが一斉に開花する。
場所は四万十市西土佐玖木(くき)という集落の一角。
黒尊川は四万十川の支流の中でも最も美しい川と言われており、その川沿いで咲くピンクや赤のつづじが彩る風光明媚な景色を楽しむことができます。
ただ、場所がわかりづらくネット上にもほとんど情報がないので、この記事を参考にしながらたどり着ける自信がある方のみ行ってみてください。時期があっていれば、あとは地元の人に聞きながらすればたどり着けるとは思います。
玖木のつつじの時期とは?
冬が長いとつつじの開花も遅れるようですが、毎年だいたい4月の上旬(4月5〜19日頃まで)が見頃のようです。4月10日前後が最も花が多くなるそう。
早い時期はピンクの「米ツツジ」が多くみられ、遅い時期は真っ赤な「オンツツジ」が多くみられます。
玖木のつつじの場所
「玖木のつつじ」は四万十市西土佐玖木という集落の一角にあります。
僕は西土佐玖木(くき)まで向かい、そこで住民の方に場所を聞きました。
googlemapで行かれる方は「玖木オートランド」と検索していただけるとツツジはその東岸にあるのでわかりやすいかと思います。
玖木のつつじの行き方
中村から国道441を江川崎方面に向かい、30分ほどで口屋内につきます。
右折すると「黒尊渓谷」の標識が見えたら右折します。
「口屋内大橋」という大きな赤鉄橋を渡ります。
「口屋内大橋」を渡って右折すると観光案内板がありますので、そのまま直進します。
クネクネした道を進むと小さい橋があり、美しい黒尊川を見下ろせます。
橋を渡ったら左折し、そのまま黒尊川沿いの道をひたすら進んでいきます。分かれ道はほとんどないのでわかりやすいかと思います。
のどかな田園風景や、古民家を横目に進みます。
車で通っているだけでも、時折ハッとするほど美しい黒尊川が見えます。
そしてここが大事な曲がり角。
玖木集落に入ってすぐ。2つ連続して橋があるのですが、その手前を右折すると200M先左につづじがあります。
玖木のつつじのレポート
見てくださいこの神秘的と言っても良いほどの光景。
透き通った川、新緑の黄緑、つつじのピンク、オレンジ、赤が織りなす鮮やかな景色です。
こちらが最も早くから咲き出す「米ツツジ」。淡いピンク色が特徴です。
こちらが「オンツツジ」深い赤が特徴です。
川は驚くほど透明です。
驚くべきことにこのつつじはほとんどが「自生」だそうです。手前の岸にある数本は移植したもの。
対岸をよく見るとつつじ以外にも藤の花が咲いていたり、木々の種類も多様で、まさに「自然にできた超巨大なフラワーアレンジメント状態」。
春風を受けながら美しい景色を見ていたら、なんだか身も心も浄化されたようでした〜^^
玖木のつつじのおすすめポイント
- 自然に形成されたとは思えないほど美しい神秘的な光景が眺められる。
- 途中「黒尊川」を眺めながら向かえるので道中も楽しい。
玖木のつつじの情報
住所 | 高知県四万十市西土佐玖木250近く |
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駐車場 | 特になし |
公式ホームページ | 特になし |
まとめ
春の訪れを告げる四万十の美しい景色の中でも一際美しい光景でした。
私が訪れた時は観光客は一人もいなかったほどのマイナーなスポットですが、是非4月に四万十を訪れる方がいましたら見に行ってみてください。
わざわざ行く価値は大いにありますよ!