土佐一條公家行列「藤祭り」とは?
土佐一條公家行列は毎年5月3日頃、室町時代の土佐一條家の公家行列を再現し、色とりどりの衣装を身にまとった参加者が四万十市内を練り歩く催しです。
その行列はまさに「和製エレクトロニカルパレード」
なんて言うと僕の浅学がバレてしまいますが、でも迫力や見応えはなかなかでした。
土佐一條公家行列は、1468年京都を離れ、幡多の荘を回復するため中村御所に就く教房公の入府を再現して行われます。
京都の葵祭りの公家行列に倣って行われるもので、室町時代の衣装を身にまとった総数延べ200名の参加者が 市内を練り歩きます。それぞれ役職に応じた色とりどりの衣装は時代絵巻さながらです。
出典:四万十市観光協会HP
土佐一條公家行列を見たら思った以上の迫力だった
5月3日に中村に駆けつけてみると、街の奥からおごそかな雰囲気の雅楽の音が聞こえてきました。
到着するとすでに行列が。
なんだろうこれ。「神々しい。」
これが公家行列を最初に見た僕の感想でした。
室町時代はこのような行列が、本当にあったのだろうか。
いや文献に残っている以上、どの程度再現されているかはともかく、実際に行われていたのだろう。
「野菜と土しか見たことのないような当時の農民が、こんなきらびやかな行列を見たら度肝を抜かれただろうな〜」なんて想像してしまいます。
個人的には衣装が、薄紫、淡い紺、褪せた緑など微妙な色合いが面白く、趣のあるデザインセンスに見とれてしまいました。
土佐一條公家行列の画像
ではでは、少し多くなりますが画像をご覧くださいませ。
行列の最後尾でお賽銭を入れるとお守りを頂けました〜♪
マルナカ前イベント会場
行列を見た後は「マルナカ前イベント会場」でイベントを楽しみましょう。
マジックやジャグリングなど楽しげなイベントがありますが、
中でも「一條太鼓」は一見の価値ありです。
日本人の魂に響くのか、踊り出したくなるような軽やかな小包と、体の中まで震わせるような低音の和太鼓。
奏者の動きはキレキレで、ビシビシ決まるポージングに思わず鳥肌立ちまくり!
「太鼓だけでこんなに多様な表現ができるんやね。」
想像以上のエンターテインメントに度肝を抜かれました。
ちなみに、一條太鼓さんは毎年このイベントに参加されているみたいなので、一條行列を見に行かれた際は是非体験しにいってみてくださいね。
土佐一條公家行列「藤祭り」。行って見たら最高に楽しいイベントでした。
一條行列と一條太鼓で、土佐の美しさと力強さに圧倒された一日でした。
土佐一條公家行列「藤祭り」のおすすめポイント
- 日本の伝統的な色合いの衣装で構成された行列はなかなかの迫力
- マルナカ前のイベント、特に「一條太鼓」はメインイベントといっても良いくらい見応えがある。
土佐一條公家行列「藤祭り」の情報
名称 | 土佐一條公家行列「藤祭り」 |
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住所 | 高知県四万十市中村周辺 |
公式ホームページ | 四万十市観光協会HP |
まとめ
旅行者だとぴったり日程を合わせるのはなかなか難しいと思いますが、もしたまたま日程が合うなら是非行ってみることをお勧めします。
衣装も綺麗ですし、意外と迫力があって面白いですよ。