四万十楽舎とは?
四万十楽舎は、最近ではみられるようになった「廃校となった小学校を利用した宿泊施設。」の先駆け的存在。2019年で創業20周年を迎える。
教室、校長室、保健室、放送室などに宿泊でき、当時の備品が残っているので本当に小学校に泊まっているようで、子供ならずともワクワクそわそわ楽しめます。
自然体験メニューも豊富で、カヌー、シュノーケル、沢登り、イカダ遊び、釣りなど、自然遊びを知り尽くした四万十ローカルが提案する体験コースの数々は、旅行者をディープな自然スポットに連れていってくれます。
個人的なおすすめはバーベキュー。火を起こす必要があるので少々面倒ですが、使われている四万十牛はかなり美味しいです。
四万十楽舎の外観と部屋
四万十楽舎は四万十旅行の幹線、国道441号線沿いにあるため分かりやすく迷うことはないと思います。
当時の掲示物が残っていたり、今でも現役の小学校に迷い込んだような錯覚に陥ります。
音楽室はフリースペースなので出入り自由。
図書室はたくさんの本があります。
校舎からは美しい四万十川を見下ろすことができます。
「廊下は走ってはいけません!」 懐かしい^^
ピンポンパンポーン♪ の放送室にも泊まれます。
こちらは保健室。「病気じゃないのに保健室でゴロゴロする。」という誰もが憧れた夢を実現することができます。
こちらが教室。半分にセパレートされているので、教室というよりは林間学校の宿泊施設みたいな感じ。
四万十楽舎の自然体験メニュー
カヌー体験
カヌーは「ツーリング」と「体験」の2種類があり、ツーリングはガイド付きで6kmほどの川下り。体験は一箇所の川原で自由に乗り降りできるというもの。
船は一人乗り、二人乗り、カナディアンとあり、家族や友達どおしなど楽しみ方は色々。
夏は川で泳いだりもできるので特におすすめですが、春・秋も川を吹き抜ける風が気持ち良いです。
カヌー体験: 1人乗用3,000円 2人乗用4,000円 3〜4人乗用(カナディアン)5,000円 体験時間3h
沢登り(シャワークライミング)
暑い日におすすめなのがシャワークライミング。四万十川の支流北の川は生活道から離れており自然の美しさは抜群。
透明度の高い川を沢タビを履いて登っていきます。魚やエビの観察をしたり、滝に打たれて涼んでみたり、どっぷりと大自然の中に身を浸したい人向けのコースです。
ハードコース: 1名6,000円 体験時間2.5h
シュノーケル
四万十川の支流の中でも最も水質が良いと言われる「黒尊川」でシュノーケルできるコース。エビや魚などの川の生き物にとってパラダイスになっているような場所へ連れてってくれるので、ドボンッと飛び込めば別世界が広がっています。
テンカラ釣り体験
「テンカラ釣り」とは毛針を使った日本の伝統的な釣りのこと。四万十川中流域ではオイカワ、カワムツ、ウグイなどが釣れ、釣れた魚を天ぷらにして食べることができます。釣った魚をすぐに食べるのだから美味しいに決まってますよね。
釣り方は丁寧に指導してくれるので初心者でも安心です。
イカダ遊び
「イカダ遊び」はタイヤの上に組まれたイカダに乗って遊ぶコース。
イカダは不安定なのでひっくり返って川に落ちたりして、これがなかなか盛り上がって面白いです。
特に子供が喜ぶので家族ではしゃいで遊びたい人におすすめ。
四万十楽舎のバンガロー
一棟まるごと貸しきれるバンガローは校舎からも離れていてプライベート感抜群。
周囲を気にせずのんびり楽しみたい方にぴったりです。
バンガローには、バーベキュー用の東屋も付いているので、用意もほとんどなく楽チン。遊んだあとにスムーズに食事できます。
四万十楽舎のおすすめポイント
- 四万十の大自然にどっぷり浸かって、遊べる場所
- 体験メニューが豊富なので色々選べるのが嬉しい
四万十楽舎の情報
名称 | 四万十楽舎 |
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住所 | 高知県四万十市西土佐中半408−1 |
電話番号 | 0880-54-1230 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
駐車場 | あり |
公式ホームページ | 四万十楽舎HP |
まとめ
四万十の魅力はやっぱり四万十川を中心にしたディープな自然ですよね。
しかし都会からヒョコッと訪れて、いざ大自然を目の前にしても「いったい、なにすりゃええねん。。」っとなってしまいがち。
そんな時、四万十の大自然の水先案内人になってくれるのがここ、四万十楽舎なのかなと思います。
たまには無心になって川で魚を追いかけてみませんか?