長生沈下橋(ながおいちんかばし)とは?
「長生沈下橋」は四万十川の中流域にある全長120メートルの沈下橋。
地元では子供たちが川に飛び込んだり、夏はキャンプやカヌーなど、川遊びのメッカとして、とっても親しまれている沈下橋です。
安全確保は必要ですが、「沈下橋からの飛び込み」ができる沈下橋としても知られています。
秋冬に行くと山の緑が少なく寂しい感じですが、それはそれで風情があるともとれるかなと思います。
長生沈下橋の周囲はこんな感じ
キャンプや川遊びにちょうど良さそうな感じの河原と岩場があります。
川の流れはゆるやかでGWや夏は沢山の人が遊びにくるようです。
ただし取材は冬なので閑散としてます。緑も黄色っぽくて夏とは雰囲気がだいぶ違います。
国道441号線から川を挟んだ対岸には長生集落の家々が可愛らしく並んでいます。
個人的には「集落を徒歩でまわってみると暮らしが垣間みえて面白い」と思ってます。とくにこういった場所は観光地化されていないので楽しいですよ。
駐車場は山側の道路沿いにあり、数台のみ駐車可能です。
長生沈下橋を渡る前の図です。橋って渡るときに少し心踊る感じになるのは僕だけでしょうか。
ちなみに沈下橋は遺跡ではなく生活道です。この橋もそうですが、全般的に車でも通れます。
JR予土線の「なんちゃって新幹線」が通りました。
たまに通る電車が、四万十の「のんびり感」を演出しているようで和みます。電車好きのお子さんも喜ぶかも。
岩場はまさに「天然アスレチック」
子供の想像力をもってすれば数時間でも平気で遊んでられそうな感じです。
ふっと空を見上げると、雄大な山と空が。
思わず深呼吸。
写真からは伝わりませんが、かなり気持ち良いです。
川のすぐ横に水道がありました。川原で遊んだ時に便利そうです。使ったあとはお気持ちを入れましょう。
川には綺麗な石がたくさん落ちているので、石拾いも面白そう。
橋がコケコケしてるのがいい感じ。
川遊びに楽しそうな連続した岩。夏に水着があったら大人でもまあまあ楽しそう。
「自然にできたテーマパーク状態やな〜」と一人関心してしまいました。
さすがは川遊びのメッカ。
この日は特に川の流れがゆるく川面が鏡面になっていたので、
川の緑と山の緑が反射してグラデーションになっている様が、まるで幻想の世界のようで引き込まれました。
絶景と言って差し支えないレベルやなと思いました。
季節によって、天気によって、川の増水加減によって、色々な要素で表情がまったく変わる四万十川。
ぜひ間近でそういった変化から作られる風景をお楽しみくださいませ。
長生沈下橋のおすすめポイント
- 川遊びにちょうど良さそうなサイズの川と、河原がある。
- 飛び込んだら楽しそうな河岸の岩や、歩いて渡れる連続した岩など、遊べる岩が豊富
長生沈下橋の情報
名称 | 長生沈下橋 |
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住所 | 高知県四万十市西土佐半家 |
全長 | 120M |
車通行 | 可能 |
駐車場 | 山側の道路沿いに数台のみ可能 |
トイレ | なし |
近隣施設 | 四万十ひろばキャンプ場 3.7km 四万十・川の駅 カヌー館 3.8km 半家駅 1.2km 江川崎駅 2.9km |
まとめ
長生沈下橋は親しみ易いサイズと沢山の遊べそうな岩がある沈下橋でした。
四万十川は上から眺めるのも良いですが、沈下橋を利用して川の近くまで行くと、風が吹き抜けたり、山を見上げたりとっても気持ち良いです。ぜひ長生沈下橋に行かれたら川まで下ってみてくださいね。